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Grails : 究極のスニーカー vol.1

この6部構成のドキュメンタリーシリーズは、モアハウス大学で一緒にゴルフをしたオラジュワン・アジャナクとアール・クーパーが2020年に作り上げたロゴが、どのようにして現在の成功したライフスタイルブランドに変わったのかを追う物語である。

プロローグ

長い一日の仕事の後に、Eastside Golfのロゴのアイデアは生まれた。黒人ゴルファーが、ジーンズとスウェットシャツを着て、頭に野球帽をかぶり、首に金のチェーンを巻き、足には白いスニーカーを履いてクラブをスイングしている姿である。

「ゴルフコースで自由にスイングし、自分自身で居続け、常識と言われるものに挑戦し、新しい伝統を生み出している自分を見た。そう、ロゴは私、オラジュワン・アジャナクなんだ。しかし、このロゴはそれ以上のものを表している、これはゲームを変えることができるシンボルなんだ。」とアジャナクは「Grails: 究極のスニーカー」の最初のエピソードで語った。

ジョーダンブランドとの提携

まず手始めに、「Grails」とは?この場合の「Grails」は「聖杯」を意味し、スニーカーコレクターの間で非常に人気の高い一足のことを言う。

ささやかな始まりから始まったEastside Golfは、当時ナイキのジョーダン ブランド副社長だったジェントリー・ハンフリー氏の目に留まった。 この出来事はアジャナクとクーパーにとって、ジョーダン ブランドと提携し、コースの内外で着用できる革新的なゴルフスニーカー、そしてアパレルのラインをデザインする一生に一度の機会へと繋がった。 結果、彼らは2021年に限定リリースのスニーカーを発表し、翌年には初のカプセルコレクションを発表した。

結果Eastside Golfは数多くのファンやサポーター、そしてファミリーとも言える仲間を獲得した。ヒップホップアーティストのDJキャレド、「Shark Tank」投資家でFUBU CEOのデイモンド・ジョン氏、NBAスターとして知られるバスケ選手クリス・ポール氏など、著名人、スポーツスター、業界リーダーらが含まれている。彼らはこのドキュメンタリー内でインタビューにも受け答えしており、彼らからの視点から捉えたスニーカー市場が見てうかがえる。スニーカーコレクター、つまりヘッズである彼らにとっての「Grails」とは?是非一度参考にしてみてはいかがか。

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